メカニカルトレードは大きく2つある

以前に、

裁量トレードよりもメカニカルトレードの方がトレーダーとしての寿命が長い気がします。

という記事を書いた後に色々な人と話していて、メカニカルトレードについて2パターンあるなと思ってきたので、今回は自分なりに分類を説明したいと思います。

その2パターンとはズバリ、
1: メカニカルトレード ~インディケータに従う~
2: メカニカルトレード ~インディケータを使わない~


の2パターンです。簡単に説明すると、

<1>は、システムトレード(シストレ)に近いです。エントリータイミングは、矢印(アロー)であったり、インディケータが特定のパターンに入ったらエントリーします。
ただし、相場環境認識として上位足などの方向は考慮されますので、その点が裁量と言えば裁量です。

<2>は、基本はMAだけを表示している印象です。その為、エントリールールに関しては<1>よりも裁量があります。ただし、完全な裁量トレードと違い、エントリータイミングをルール化しています。その為、前回の記事で書いたようにメンタル負荷が軽減されます。

そして、私はと言いますと、今は<2>のスタイルに行きつきました。しかし、もともとは<1>の手法を探し続けていました(中途半端な手法ジプシー時代)、そのうえで手法は定まったのですが、結論としては「飽き」てしまいました(笑)そこで、

メカニカルトレード<1> → 完全裁量トレード → メカニカルトレード<2>(今ここ)

という経歴を歩みました。

ということで、参考までにメカニカルトレードの1・2の違いをお伝えします。


1: メカニカルトレード ~インディケータに従う~

まず前提として、トレード系の勉強をするには色々なパターンがあり、

・書籍(本)
・ネット商材
・youtube系
・twitter系
・ブログ系

など色々あります。私は、最初は書籍から入りました。その時は、

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これぐらい本を読みました(笑)
その中で、二階堂重人さんはそのようなスタイルで、非常に勉強になりました。

しかし、個人的には「飽きる」という一点で向いていませんでした(笑)
ただ、システムトレードは勝率が悪くない場合もありますので、システムトレードよりも試行回数は減るが、精度は上がる。という意味ではいいと思います。

2: メカニカルトレード ~インディケータを使わない~とは

これは、今の私のスタイルですが、<1>と全然違います、例としては、



こういう感じで、インディケータは「MA」のみで、あとはゾーンと水平線を裁量で引いています。

一般的な裁量トレード推奨の人のYoutubeや商材で書かれているのは、スタイル1の否定として、

「インディケータは後出しのもの(遅行)だから、勝てるわけがない。」

というものです。そして、

・MAだけは相場環境としては使える
・フィボナッチは先行であるため使える

という形で、「裁量トレード」を推奨されるパターンが多くみられます。

ただ私としての分類は、

▼エントリールール
A: インディケータを使う(メカニカルトレードのタイプ1)
B: インディケータを使わない(メカニカルトレードのタイプ2)

▼エントリータイミング
A: ルールあり・インディケータ使う(メカニカルトレードのタイプ1)
B: ルールあり・インディケータ使わない(メカニカルトレードのタイプ1)
C: ルールなし(裁量トレード)

▼資金管理
トレードスタイルと関係なし

例:
・エントリー分割、決済分割
・エントリー分割、決済一括
・エントリー一括、決済分割

という風に考えています。


特にどれが正解とかはないと思いますが、メカニカルトレードのタイプ1は「それだったら、自動売買の方がいいじゃん?」と言われますが、タイプ1であっても裁量が入るのでそこまで単純な話でないと思います。

ただ、中途半端なスキルならば、タイプ2よりもタイプ1の方がルールがより厳格なため「裁量がない」ことが逆に働き勝率は高いかもしれません。

実際に、タイプ1で勝ってる人もいるようなので、これは性格の問題かなと思いました。以上、参考になれば幸いです!^^

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